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一人では生きてゆけないものだから
♪BGM≪『ふれあい』中村雅俊

「男らしさ」って何だろうね?
誰もが、かたちは違えども、その疑問を持ち、
その疑問という名の雲を吹き払うために、立ち向かっている。

  テレビのなかの沖田先生は、
  少年だった僕に、何かのヒントを与えてくれていた。
  身近な家族にも、知人にも、学校の先生にすらも
  見つけられなかった「男らしさ」があった。

振り返れば、それを教えてくれていたように思う。

単に、強いだけではない。
単に、豪快なだけではない。
どんなにスクラムを組んでも、
どんなにタックルをくり返しても、
到達できない「男らしさ」がある。

立ち向かうだけでなく、
ありのままの気持ちを浮かべること。
ありのままの気持ちを見せること。
そこに、「男」としての深みがあるのかもしれない。

♪悲しみに出会うたび あの人を思い出す
 こんな時 そばにいて 肩を抱いてほしいと・・・♪


強さを目指していても、弱さを消し去ることができない。
人は、時々、弱い自分に引け目を感じて、
その弱さを隠したり、ごまかしたりすることがあるけれど、
弱さもまた、強さの一部なんだと思う。

弱さを、弱さとして受け止め、
その弱さの中に、積極的な長所を見つけ出して、
その弱さを生かしていく。
それができる自体、「強い」証拠なんだと思う。

強がったりしないで、
大きなふところを求めて、
そのふところに包まれることも大事かもね。

♪なぐさめも 涙もいらないさ
 ぬくもりがほしいだけ・・・♪


そのぬくもりにふれているだけで、
言葉にできないほどの安らぎを感じられる。
誰かに見られたら、かっこわるいと思うかもしれない。
でも、その安らぎの中で浮かべる表情は、
最高のもの! すばらしいもの!
自分として、誇るべきもの!

♪ひとはみな 一人では
 生きてゆけないものだから・・・♪


弱い自分を見つめていると、
孤独を感じることがあるかもしれない。
行き交う人、親しい人でさえも、
遠くに感じられることもあるかもしれない。

だけど、そんなときこそ、
見えない“ふところ”、会えない“あの人”が、
自分のことを見つめていてくれる。
心の中で、呼びかけてごらん。
そして、そのぬくもりに、包まれてごらん。

じゅうぶんに癒されたら、
親しい人も、見知らぬ人も、
絆の糸で、強く結ばれていることを感じられるよ。
人はみな、かならず結ばれている。

♪空しさに悩む日は あの人を誘いたい
 ひとことも語らずに おなじ歌 歌おうと・・・♪


心がすれ違っているときは、
それぞれの心が奏でているメロディーが、
違っているのかもしれない。

心の扉を開いて、流れる風を感じて、
とらわれることなく、その流れに乗ってごらん。

きっと、誰もが、一つのメロディーを受け止める。
そして、そのメロディーを、口ずさみ始める。
やがて、みんなが、調和していく。

♪何気ない 心のふれあいが 幸せを連れてくる
 ひとはみな 一人では 生きてゆけないものだから♪


要するに、「自分の壁を突き破ること」なんだよね。
それができることが、「男らしさ」の一つなんだよね。

かたくなに築き上げて、守り通していた自分を、
勇気をもって打ち破れば、
人の心が、見えてくるようになる。
人との調和が、できてくるようになる。
自分が、大きな調和の一つとして、
重要な存在だということに気づいて、
希望をもって、生きていけるようになる。

そんな僕でいたい。
そんな君へといざなう僕でいたい。

☆心が響いたら⇒ Click!☆

♪この“ことば”に込めた想いは⇒ Click!♪
# by logos7777 | 2005-07-14 23:41 | 70~80年代フォーク
いとしいあなたは・・・
♪BGM≪『あなた』小坂明子

“名曲”は、いつのときも、
初めて耳にした瞬間から、その香りを放っている。

そして、耳の感覚が磨かれている人も、
耳の感覚を磨いてこなかった人も、
あるいは、生まれたばかりの赤ちゃんも、
まだ、やんちゃ盛りの子供も、
その瞬間・・・あるいは、時期が来たら、
その“名曲”に、激しく心を揺らす。

♪もしも 私が 家を建てたなら
 小さな家を 建てたでしょう・・・♪


  この曲は、まさしく“名曲”だった。
  一人の16歳の高校生が、授業中に書き上げたという。

♪大きな窓と 小さなドアと
 部屋には 古い暖炉があるのよ・・・♪


今では、都会で、こんな家を建てることなど、
とても難しくなってきたのかもしれない。

あの当時も、その兆しがあったのかもしれない。
彼女の芸術性は、きっと、
進化していく街並みを見越しながら、
「忘れてはならない素朴さ」を描かせて、
永く歌い継がれる“名曲”に託したのかもしれない。

僕が今、住まわせてもらっている街並みには、
この曲が描く“家”は、充分に似合う。
この街に越してきたのは、
僕にも、「忘れてはならない素朴さ」を
刻みつけよという導きだったのかもしれない。

♪真赤なバラと 白いパンジー
 子犬の横には あなた あなた
 あなたがいてほしい・・・♪


素朴な瞬間──
そんな瞬間にこそ、大切な人と一緒にいたい。
時間に追いかけられるのは、好きじゃない。
自分の歩速で、時間をていねいに刻み続けたい。

♪それが 私の夢だったのよ
 いとしい あなたは 今どこに・・・♪


この歌詞を見るたびに、いつも気になることがある。
彼女は、この歌詞の中に、
「消え去った“あなた”を懐かしんだのだろうか?」
それとも、
「まだ出逢っていない“あなた”を探したのだろうか?」

僕なら、「探す」想いを持っていたい。

純粋な夢を、はかなむことは寂しい。
それよりも、純粋な夢を、純粋なかたちで
かなえたいという希望を持つ方が好きだ。

♪家の外では 坊やが遊び
 坊やの横には あなた あなた
 あなたがいてほしい
 それが 二人の望みだったのよ
 いとしい あなたは 今どこに・・・♪


二人だけの時間に、花を咲かせるとするならば、
二人が“いちばん大切”と思う天使を招き寄せて、
やわらかな笑い声を交わしながら、
その空間に、美しいメロディーをつくりたい。

♪そして 私は レースを編むのよ
 私の横には 私の横には
 あなた あなた あなたがいてほしい♪


記憶の中から、この“名曲”をひもといてみた。
そして、懐想しながら、
夏の日ざしの中に、やさしさを味わってみた。

この次に、この曲を思うときには、
僕の“あなた”がいてほしい・・・!

☆心が響いたら⇒ Click!☆

♪この“ことば”に込めた想いは⇒ Click!♪
# by logos7777 | 2005-06-21 22:46 | 70~80年代フォーク
笑ってよ・・・
♪BGM≪『道化師のソネット』さだまさし

“癒し”は、甘い味がする。
疲れきった心に、その甘みがしみわたり、
吐息が、やさしい風になっていく。
もとの自分に戻っていく。

だけど、その甘みは、
たとえば、砂糖のように、
ひとときの安らぎにならないように、
とらわれの拠りどころとならないように、
自分を見失わせないようにありたい。

その甘みは、
たとえば、蜜のように、
味わえば味わうほどに、深みを感じ、
よろめいた心を、立ち上げらせ、
自分を取り戻すためのものでありたい。

その、蜜のような“癒し”には、
与えた人の、汗と涙がこめられている。
どうしようもない悲しみや、
やりきれないような苦しみを乗りこえた
深く、コクのある、味わいがある。

そう。
ほんとうの“癒し”は、
自分からも働きかけることなんだよね。

♪笑ってよ 君のために
 笑ってよ 僕のために・・・♪


  当時の僕は、笑うことさえ忘れていた。
  流されるままに時を過ごし、
  乱されるままに心を揺らしていた。

  でも、あの時、
  やんちゃ盛りのあの頃に、
  きっと、誰も見ることのできないような
  大切なものを見るために、
  そういう経験をしたはずだ!

単に、癒されるだけならば、
きっと、だめになってしまうと思うんだ。

もう、何も与えるものがないぐらい、
心のポケットが空っぽで、貧しくても、
僕らには“命”があるじゃないか。

その“命”を使って、
できること、与えられることは、
いくつでもあるはずだよ。

「笑う」って、かんたんなことだよね。
ほんの1グラムの勇気があれば、
何万もの価値のある笑顔が浮かべられるよね。

♪僕たちは小さな舟に 哀しみという荷物を積んで
 時の流れを下ってゆく 舟人たちのようだね・・・♪


誰もが、哀しみという、やっかいな荷物に、
ときどき、その腕がちぎれそうなぐらいの苦しみを
感じてしまうね。

♪君のその小さな手には 持ちきれない程の哀しみを
 せめて 笑顔が救うのなら 僕は道化師になれるよ・・・♪


だけど、哀しみがあるから、
喜びとか、うれしさとかを、感じることができるんだ。
その腕が、かろやかに空を翔ぶ羽根になるんだ。

そんな君を、いざなう僕でありたい。

♪僕たちは別々の山を それぞれの高さ目指して
 息もつがずに登ってゆく 山びとたちのようだね・・・♪


今、こうして、見つめ合う僕らだけれど、
やがて、それぞれの空を目指していく。
そして、安楽の雲に乗ることができる頃は、
お互いのことも、想い出になっているかもしれないね。

だからこそ、
今、こうして、見つめ合う瞬間を、
何万もの価値のある笑顔で、満たせたらいいね。

♪君のその小さな腕に 支えきれない程の哀しみを
 せめて 笑顔が救うのなら 僕は道化師になろう・・・♪


僕の冗句が、君を大笑いさせても、
僕の冗句が、君をつっこまさせても、
それで、哀しみをも吹き払っていく力になるのなら、
いつでも、君を笑わせてみるよ。

♪笑ってよ 君のために 笑ってよ 僕のために
 きっと誰もが 同じ河のほとりを歩いている・・・♪


笑うことができたなら、
君もまた、他人を癒すことができる。
そして、他人を癒しているうちに、
君自身が、君を癒すことができる。

♪笑ってよ 君のために 笑ってよ 僕のために
 いつか真実に 笑いながら話せる日がくるから♪


君がくれる、“癒し”の甘みが、
どんどん、深みを増していく。

そんな君を見る僕は、
しぜんに、笑顔を浮かべているんだ。
そして、これからも、
もっと深みを増してこうと思えるようになるんだ。

☆心が響いたら⇒ Click!☆

♪この“ことば”に込めた想いは⇒ Click!♪
# by logos7777 | 2005-06-17 23:49 | 70~80年代フォーク
君を自転車の後ろに乗せて
♪BGM≪『夏色』ゆず

ギラギラと、照りつける太陽でもなく、
うっすらと、雲に隠れた太陽でもなく、
気持ちは、アンダンテのままで、
ほんのり汗ばむぐらいの、
そんな太陽だといいね。

♪駐車場のネコは アクビをしながら
 今日も一日を過ごしてゆく
 何も変わらない 穏やかな街並み・・・♪


  彼らは、まさに、そんな太陽のような姿で、
  僕たちの前に登場した。
  同年代の仲間たちだけではなく、
  制服の少年、少女も、
  そして、青春を惜しみ始めた中堅層も、
  あるいは、青春を懐かしむ世代も、
  彼らの歌に、心を響かせた。
  
♪みんな 夏が来たって 浮かれ気分なのに
 君は 一人 さえない顔してるネ
 そうだ 君にみせたいものがあるんだ・・・♪


  そして、数多くの人が、
  彼らに触発されて、アコギを手にした。
  そして、多くの人が、
  彼らに触発されて、ストリートで叫んだ。

当時、僕は、大阪にいた。
子供の頃から馴染みだった、天王寺の駅とデパートをつなぐ陸橋は、
いつしか、通勤途中の寄り道になった。
夕方、ここでは、いくつものライブが開催されていた。
(あのコブクロも、ここで歌っていたらしい)

その頃、僕は、ネットを通して、
自分の“ことば”を、伝え始めていた。
数多くの人が、僕の前を通り過ぎた。
そして、心が響いたら、僕の前に立ち止まって、
僕の詠(うた)う“ことば”に、耳を傾けてくれた。

♪この長い長い下り坂を 君を自転車の後ろに乗せて
 ブレーキいっぱい握りしめて ゆっくりゆっくり下ってく・・・♪


ふとんに入る時間を遅らせて、語り合ったこともあった。
あるいは、夕暮れのライブハウスに集まって、
好きな歌で盛り上がりながら、語り合ったこともあった。

僕が、詠(うた)う場所を変えても、
追いかけてくれる人、あるいは、見失った人...。
それでも、かつて、心に響いた軌跡を、
今も、どこかで感じていることだろう。

♪休日で みんなも ゴロゴロしてるのに
 君は ずいぶん忙しい顔をしてるネ
 そうだ いつかの あの場所へ行こう・・・♪


恋に悩んでいた人、仕事に行き詰っていた人、
家庭に満たされなかった人、未来に迷っていた人...。
僕も、そんなにたいしたことができなかったけれど、
その人の思いに、心の絃をチューニングして、
祈りを込めた“ことば”を送った。

♪真夏の夜の波の音は 不思議なほど 心静かになる
 少しだけ全て忘れて 波の音の中 包み込まれてゆく・・・♪


詩的に、“ことば”を詠(うた)う僕だけど、
そんなにマジメくさっている訳ではない。
僕なりに、ジョークを含ませながら、語ってみた。
そんなとき、僕のライブステージは、
天王寺駅の陸橋の上、道頓堀の橋の上、
梅田の駅出口付近...になった。

♪いつか 君の泪が こぼれおちそうになったら
 何もしてあげられないけど 少しでもそばにいるよ・・・♪


パソコンのキーをたたけば、
ステージは、どこにでも設けられる。
宇都宮駅の陸橋の上、日光の神橋あたり、
那須のミュージアム、鬼怒川温泉郷、
それとも、僕がまだ行ったことのない街でも、
僕の詩(うた)で、喜びを感じてくれる人がいたら、
どこにでも行く。

♪この長い長い下り坂を 君を自転車の後ろに乗せて
 ブレーキいっぱい握りしめて ゆっくりゆっくり下ってく
 ゆっくりゆっくり下ってく ゆっくりゆっくり下ってく♪


人は、他人を幸せにしてこそ、生きる幸せを手にできる。
僕も、そんな幸せを、感じ続けたい。
僕の自転車は、かっこよくないけれど、
“君”のために、安全運転するからね!

☆心が響いたら⇒ Click!☆

♪この“ことば”に込めた想いは⇒ Click!♪
# by logos7777 | 2005-06-14 23:23 | J-POP/ニューミュージック
愛に帰りたい
♪BGM≪『愛情物語』原田知世

生まれてくる、ずっとずっと前から、
人と人は、縁で結ばれている──

今、僕が僕として生まれてくる前には、
僕は、どんな時代に、どんな国で、どんな立場で、
君と、その時間を共にしていたのだろう?

そして、その前には、
どんな時代に、どんな国で、どんな立場で・・・?

いずれにしても、僕が生まれてくる時には、
いつも、君が一緒にいた。

ある時は、恋人として。ある時は、伴侶として。
ある時は、親として。ある時は、子供として。
ある時は、兄弟として。ある時は、友達として。

  スクリーンで演じる彼女は、
  さまざまな姿で、時をかけた。
  僕は、そんなに深く観ていなかったけれど、
  その純粋で、あどけない姿に、
  魅力を感じていた。

♪はじめて会うのに 想い出のような人
 夕暮れの街で すれちがう物語・・・♪


僕が、僕として生まれてきてから、今日まで、
さまざまな人との出逢いがあった。
血縁という、深いつながりはもちろんのこと、
一瞬の会話を交わしただけの人にさえも、
その“縁”すべてを、ありがたいことだと思う。

仲のいい人に対しては、
遠い昔にも、仲がよかったのだと感じる。
考えが食いちがう人に対しては、
遠い昔にも、何かの論戦をしていたのだと感じる。

いずれにしても、
良い縁は、ますます良くするために、
悪い縁は、良い縁へと塗り替えるために、
かつて、どこかで、約束してきたに違いない。

そして、この時代にも、
“再会”できたことを感謝したい。

♪あなたですか 出会う前から
 ずっと 胸の中で わたしを呼んでた・・・♪


僕は、鈍感だし、そんなに積極的ではないから、
きっと、君のほうが先に気づいて、
僕のことを探していてくれたのだろう。

せっかく再会したのに、
それでも気づくのが遅すぎて、ごめん!

♪お守りのように 大切にしていたの
 かならず迎えに来てくれる 信じてた・・・♪


昔も、おんなじように、鈍感な僕だったのかな?
でも、心の奥では、いつも探しつづけていた。
想い出は、すばらしい宝物として、
今も、胸にあたためている。
そして、今回は、
もっとすばらしい想い出を作りたい。

♪愛に帰りたい とても 心ぼそかった
 姿みえない やさしさ 信じているのは・・・♪


だんだん、思い出してきた。
そして、ずっと頭を抱えながら、
やりきれないと感じていた想いが、
だんだん、すっきりとしてきた。

♪愛に帰りたい あなた 涙をあずけて
 愛に帰りたい そっと 陽だまりの胸に・・・♪


  今、僕の“ことば”にふれてくれる「あなた」。
  こうして、“ことば”を通して、ふれあえるのは、
  決して偶然じゃないと思う。

  そんな「あなた」が、
  いま、僕の目の前にいてくれることに、
  ありがとう!

☆心が響いたら⇒ Click!☆
# by logos7777 | 2005-06-12 17:46 | アイドル/タレント
蒼い傷が生きた証し
♪BGM≪『夢絆(きずな)』近藤真彦

未成年の頃は、大人になることに憧れる。

やんちゃ少年も。おてんば少女も。
気弱少年も。内気少女も。
マジメ少年も。おしとやか少女も。
お坊ちゃんも。お嬢さんも。
都会の子も。地方の子も。

僕もまた、僕なりに憧れていた。
“解禁”になるものを眺めては、
フライングしたり、出遅れたりした。

今となっては、そういう憧れも、
“子供じみた”懐かしい想い出に過ぎないけれど。

  彼は、いかにも、“やんちゃ”なイメージがあった。
  年代が近かったので、クラスメイトを見るような目で
  その動きを見ていた。
  もっとも、自分の関心領域から外れていたけれど、
  20歳になる頃に、一つの転換点を見せた。
  そして僕も、そこに目を向けた。
  僕の「大人になることの憧れ」を促した。

♪コンクリートの港にひとり 涙で割ったバーボン 苦いね
 酔っちまうには お前と暮らした歳月重すぎる
 寒い夏だね・・・♪


はじめて、彼に“かっこよさ”を見つけた。
それは、それまで見せていた
主に、女性ウケするものとは違って、
同性からしても、“かっこいい”ものに思えた。

♪Baby 青春ってやつは 蒼い傷が生きた証しなのか
 愛の破片 心に痛いよ・・・♪


当時からすれば、学生では経験できないような
苦い恋のように思えた。
それだけに、出逢いだけでなく、こういう別れもまた、
憧れのひとつだったかもしれない。
(残念ながら、出逢いにも到らなかったけれど)

♪嘲笑いなよ 俺…愛した女に 何もしてあげられぬ男さ
 空のポケット 夢しかないから 涙でこさえたダイヤモンド
 せめてもの はなむけさ・・・♪


その後、いわゆる“大人”と呼ばれるようになってから、
いくつかの恋をしたけれど、
たいして幸せにしてあげられることもなく、
悲しませて、背中を見送ることばかりだった。

♪Baby 男と女の絆 ガラスの糸だね 脆くて
 壊れた時 刺にも変わるよ
 Baby 背を向けたお前 俺のまぶしい青春だったよ
 幸せにはぐれたら 帰りなよ この胸
 切ないぜ 切ないぜ・・・♪


  アイドルとして脚光を浴びる世界とは別のところで、
  長いサーキットを走り続ける生き方。

“青春”の果てには、自分らしい生き方、
魂からうずく生き方がある。
僕の魂もまた、見えないサーキットを、
全速で走り続けている。
想い出は、休息の中で記憶をかすめるだけ。
まだまだ、ゴールまでは長い。

今日も、明日も、走り続けよう。

☆心が響いたら⇒ Click!☆
# by logos7777 | 2005-06-10 23:35 | アイドル/タレント
酒をあおって
♪BGM≪『酒と泪と男と女』河島英五

親戚が集まっても、あまり酒を飲まない家系のなかで、
幼い頃から、僕の存在は“特別”だったかもしれない。

「こいつは将来、酒飲みになるだろう」
幼い表情に、そういった雰囲気を漂わせていたようだ。

大学生にもなれば、酒の席にも加わるようになる。
最初の新入生歓迎(新歓)コンパの席で、
勧められるままに飲んでいるうちに、
初めて「つぶれる」ということを経験した。

その後も、サークルの飲み会は続く。
1回生の頃は、とにかく勧められるままに飲んでいた。
ただ、「つぶれる」直前で、宴はお開きになるばかりだった。
ちなみに、意識を失ったことは一度もない。

2回生となり、後輩ができてからは、
ただむやみに飲んで、陽気に振舞うことはなくなった。
どんなに意識がもうろうとしても、
心のどこかで、冷静に自分を見るようになった。

親戚の予想とは裏腹に、
20代半ばからは、どんどん酒に弱くなってしまった。
大阪にいた頃は、夏になると晩酌することもあったけれど、
ここ数年は、よほどのことがない限り飲まない。
勢いづけに買い置きしている缶チューハイも、
何週間、何ヶ月も、冷蔵庫に待機したままになる。

♪忘れてしまいたいことや どうしようもない寂しさに
 包まれた時に 男は 酒を飲むのでしょう・・・♪


24歳の頃だった。
その頃、僕は、“ある専門の世界”を目指していた。
そのために、社会的安定から身を引いたこともあった。

だけど、その世界は、明らかに、“斜陽”の世界だった。

初志を貫こうとして、頑張って(我を張って)みたものの、
潜在意識では、明らかに不安を感じていた。

それでも、周囲には“有望株”として期待されていた。
ある夜、期待してくれていた人に誘われて、バーに行った。
僕は、物珍しさから、10数種類のカクテルを次々と頼み、
気がついたら、意識は飛んでいた。

地下鉄で4駅ほどの距離の道を、歩いて帰った。
そして、家に着いた時、僕の緊張が切れた。

結局、潜在意識のうずくままに、僕は軌道修正した。
そして、幸福な未来を得た。

♪飲んで 飲んで 飲まれて 飲んで
 飲んで 飲みつぶれて 寝むるまで 飲んで
 やがて男は 静かに寝むるのでしょう・・・♪


酒は、人と人との絆を強める潤滑剤にもなる。
その後も、酒のおかげで、どれほどの絆を得てきただろう。
もちろん、僕は、どんなに意識が薄らいでも、
冷静な自分、醒めた自分を離さない。

酒を通して、人を知る。
夜通し飲んだこともあった。
人の本音を聞き、その心のかたちを知った。

♪泣いて 泣いて 一人泣いて
 泣いて 泣きつかれて 寝むるまで 泣いて
 やがて女は 静かに寝むるのでしょう・・・♪


ほとんど酒を飲まなくなった今はどうだろう?

♪俺は男 泣きとおすなんて出来ないよ
 今夜も酒をあおって 寝むってしまうのさ
 俺は男 泪はみせられないもの・・・♪


泣きとおすこともなく、酒をあおるわけでもない。

だけど、絆を深めるために、泪を見せたことはあった。
酒を、単なる楽しみにするだけでなく、
人を知る方法として活かすようになってから、
理性や知性を鎮めて、感性を発揮させてみた。
そして、相手の存在や、人柄に感動するのだ。

それは、男として、“強さ”を求めて成長する過程で、
どうしても捨てられない“男の優しさ”。
寂しさを、絆によって乗り越えようとする“力”。

そんな自分を発揮することも、たまにはいいかもしれない。

☆心が響いたら⇒ Click!☆
# by logos7777 | 2005-06-09 22:06 | 70~80年代フォーク
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