いつか、聴いた歌。いつか、胸ふるわせた歌。いまの僕へと、導いた歌。 ・・・そんなエピソードの数々


by logos7777
カレンダー
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31

妹みたいに・・・

♪BGM≪『かわいいハートブレイカー』大江千里

大江千里を聞くようになったきっかけは
きわめて単純なことだった。

大学からの「合格通知」を手にした僕は、
その日から、大江千里の後輩となった。

西宮の高台にあったキャンパス。
周りから見れば、“お坊ちゃん学校”のイメージが強かった。
彼は、まさに、そのイメージを背負ったような雰囲気でデビューした。
そして、僕は、彼の姿に、4年間の夢を描いた。

そのときに手に入れたアルバム。
A面2曲目。

♪ポートランドだけは やめようと
 山手を ずっと 飛ばしてきたら
 やっぱり ここへ たどりついてしまう・・・♪


この曲の歌詞のような恋をしていたわけじゃない。
神戸、六甲、港、トラッド・・・
おしゃれな世界に魅力を感じた。
彼の曲には、その世界へといざなうものがこめられていた。。

だけど、実際のキャンパス・ライフは、
決して、このようなおしゃれなものではなかった。
僕は、僕なりの楽しみ方で4年間を過ごした。
彼のかもし出す世界は、しだいに幻想となった。

2回生の頃。
僕は、のりちゃんと出逢った。
のりちゃんは、この大学の生徒じゃなかったけれど、
大江千里のファンだということで気が合った。
彼女が作ってくれたカセット。
僕は、ふたたび、彼の曲を聴くようになった。

♪妹みたいに 君のことを
 ずっと 今まで 思ってきたはず
 まさか こんなに ドキドキするなんて・・・♪


のりちゃんにとって、
僕は、普通の“お兄さん”だったかもしれない。
だけど、僕は、
のりちゃんに、特別なものを感じていた。

♪ずっと このまま このまま
 君は おしゃれでいて・・・♪


のりちゃんと会わなくなったのは、
いつからだっただろうか?
出逢ったきっかけの場所では、
彼女の姿を確かめることができなくなった。

僕も、いつしか、その場所を離れた。

♪僕は もしかして
 わずかな 君の きっかけかも
 霧に消されて 消されて
 やがて 映画のように・・・♪


のりちゃんは今、
どうしているだろうか?
幸せにしているだろうか?

たぶん、
のんびりと、幸せを感じることもなく、
日常生活に、追われているかもしれない。
だけど、そんな日常が、
きっと、幸せな証拠だろう。

あの、ストレートで、長い髪。
僕の記憶の中では、
いつでも、大江千里の話題で盛り上がっている。
今も・・・
[PR]
by logos7777 | 2005-04-18 22:03 | J-POP/ニューミュージック