いつか、聴いた歌。いつか、胸ふるわせた歌。いまの僕へと、導いた歌。 ・・・そんなエピソードの数々


by logos7777
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チャンスの雲

♪BGM≪『白い雲のように』猿岩石

雲は、つかもうとしても、つかめない。

つかんだ瞬間に、雲は雲でなくなり、
心に描く夢の行方を、たどれなくなるからだ。

だけど、
雲は、乗ろうとすれば、乗ることができる。

乗ることによって、雲がチャンスを導き、
心に描く夢を、かたちにしてくれるのだ。

  彼らは、雲をつかむことを求めていたけれど、
  ある時、目の前の雲に足をかけることによって、
  雲に乗ることができた。

  東京を発ち、香港からイギリスへ。
  そして、東京に戻った瞬間、
  ひとときの夢を、かたちにした。

その、“夢のかたち”の一つ・・・

♪遠ざかる雲を見つめて
 まるで 僕たちのようだねと 君がつぶやく
 見えない未来を 夢みて・・・♪


彼らが、雲に乗っている姿を眺めながら、
僕は、その時期を過ごした。

1997年──。
終わりでもあり、始まりでもあった年。
失望でもあり、希望でもあった年。

それは、一生に一度あるかないかのチャンスだった。
いや、何度生まれ変わっても、得られるかどうか・・・
それほどまでに稀なチャンスだった。

そのチャンスを、僕は逃してしまった。

つまらない理由といえば、それまでである。
足かせがあったからだといえば、それまでである。
だけど、本当の理由は、
僕が、僕としてあることができず、
暗闇の中で、雲をつかむことに必死だったからだ。

稀なチャンスではあったけれど、
「また、いつか・・・」という望みを託した。

♪ポケットのコインを集めて
 行けるところまで行こうかと 君がつぶやく
 見えない地図を 広げて・・・♪


この年の秋。
僕は、自分の夢を大きく掲げ、
かなえてみせようと決意した。

僕にできることなど、知れていた。
だけど、それを“最後のチャンス”だと自分に言い聞かせ、
弱気な思いを奮起させた。

プロセスとして、糧になりそうなことには、足をかけた。
無限の可能性のある場所へと、飛び発った。
時には、脱線飛行をも試み、
時には、逆境の空をさまよい、
気がついたら、僕は“ここ”にいた。

♪くやしくて こぼれ落ちた あの涙も
 瞳の奥へ 沈んでいった 夕日も
 目を閉じると 輝く宝物だよ・・・♪


気がつけば、僕は、雲に乗っていた。
涙は、どれくらい流れただろう。
泣きたくても、泣けなくて、
胸にたまった涙に、苦しんだこともあった。
だけど、その日々の中で、
磨かれた。
鍛えられた。

「もう、とらわれるものなど、何もいらない!」
「もう、この風に乗るだけでいい!」

そう思った瞬間、
涙は、きらめく宝石となって流れた。

一生に一度あるかないかのチャンスだったけれど、
雲は、僕を導いてくれた。
ほんのつかの間の出来事だったけれど、
僕は、魂の奥から、その悦びを得ることができた。

♪風に吹かれて 消えてゆくのさ 僕らの足跡
 風に吹かれて 歩いてゆくのさ 白い雲のように・・・♪


雲に乗れたとしても、
それが、すべての結果じゃない。
過ぎた日の成功は、風に吹かれて、
そのかたちは消えてしまう。
ただ、心に、見えない記念碑が残るだけ。

雲に乗れたなら、
とらわれることなく、流れに乗ることが大事。
そうすれば、導きの彼方に、
新たな成功が待っている。
今よりも大きな成功が待っている。

雲に乗れたなら、
雲そのものになって、
どこまでも、風の流れにのっていきたい。

♪見えない未来を 夢みて
 白い雲のように・・・♪


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by logos7777 | 2005-05-13 22:59 | アイドル/タレント