いつか、聴いた歌。いつか、胸ふるわせた歌。いまの僕へと、導いた歌。 ・・・そんなエピソードの数々


by logos7777
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スーパー・スター

♪BGM≪『ジョニーの子守唄』アリス

青春期に、ギターを手にする人は多い。
そのきっかけは、それぞれの人によって違うけれど、
時代によって、大きな影響を与えるミュージシャンがいる。

僕が初めてアコギを手にした頃は、
その台風の目ともいうべきところに、アリスがいた。
友達が、『冬の稲妻』に感化され、アコギにはまっていく光景を
あちらこちらで見かけることができた。

僕は、その路線ではなかったけれど、
初めて弾いた曲は、この『ジョニーの子守唄』だった。

♪束の間の淋しさ うずめるために
 君の歌声を 聞いていた
 せまいホールの壁に もたれて
 君の動きを 追いかけていた・・・♪


特別な理由はなかった。
ただ、初心者にとっては簡単なコード進行だったからだ。

何度も弾いているうちに、
この曲に、深く入り込んでいくようになった。
それはまるで、出逢いから友達へ、友達から恋人へ・・・
そんな感覚だったのかもしれない。

当時、ラジオのCMで、谷村新司が言っていた。
「モーリス持てば、スーパー・スターも夢じゃない」

僕のアコギは、モーリスじゃなかったけれど、
少年期の僕は、僕だけの“スーパー・スター”への道を
歩み始めていたといえるだろう。

スーパー・スター。
人はみな、自分だけのスーパー・スターだ。
人生というステージを生きながら
せいいっぱい、ダイナミックに演じている。
少年期から青年期へ・・・。
成長の過程では、客観的評価に振り回されなくてもいい。
そのひたむきさが、最高にカッコいい。

♪飛び散る汗と 煙の中に
 あの頃の 俺がいた
 オー オー ジョニー 君は今
 オー ジョニー どこにいるのか・・・♪


やがて、場面は変わる。
そして、新しい場面でも、せいいっぱいに演じる。
だけど、それまでの場面とは同じようには演じられない。
感性は、知性や理性を招き、融合していく。
無邪気さを卒業することは、やむをえないことだ。

永遠に無邪気を演じられる人もいるけれど・・・。

♪風の噂で 聞いたけど
 君は まだ 燃えていると
 オー オー ジョニー それだけが
 オー ジョニー ただ嬉しくて・・・♪


僕自身、アコギでは“スーパー・スター”になることはなかった。
ただ、さまざまな場面を演じながら、
“智慧”というテクニックは身につけてきたように思う。
まだまだ半人前だけど・・・。

どちらかといえば、青年期以降から、
自分自身の人生ステージを、いかに展開していくか、
そのことを意識的に考えるようになった。

その一瞬一瞬に汗を流し、
燃え続けるような生き方を、永遠に続けていきたいと思う。
それぞれの場面で、全力を尽くすことができてこそ、
“スーパー・スター”であり続けられると思うから。
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by logos7777 | 2005-04-14 00:11 | 70~80年代フォーク