懐想列車
2005-07-14T23:48:35+09:00
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いつか、聴いた歌。いつか、胸ふるわせた歌。いまの僕へと、導いた歌。 ・・・そんなエピソードの数々
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一人では生きてゆけないものだから
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2005-07-14T23:41:57+09:00
2005-07-14T23:48:35+09:00
2005-07-14T23:41:53+09:00
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70~80年代フォーク
「男らしさ」って何だろうね?
誰もが、かたちは違えども、その疑問を持ち、
その疑問という名の雲を吹き払うために、立ち向かっている。
テレビのなかの沖田先生は、
少年だった僕に、何かのヒントを与えてくれていた。
身近な家族にも、知人にも、学校の先生にすらも
見つけられなかった「男らしさ」があった。
振り返れば、それを教えてくれていたように思う。
単に、強いだけではない。
単に、豪快なだけではない。
どんなにスクラムを組んでも、
どんなにタックルをくり返しても、
到達できない「男らしさ」がある。
立ち向かうだけでなく、
ありのままの気持ちを浮かべること。
ありのままの気持ちを見せること。
そこに、「男」としての深みがあるのかもしれない。
♪悲しみに出会うたび あの人を思い出す
こんな時 そばにいて 肩を抱いてほしいと・・・♪
強さを目指していても、弱さを消し去ることができない。
人は、時々、弱い自分に引け目を感じて、
その弱さを隠したり、ごまかしたりすることがあるけれど、
弱さもまた、強さの一部なんだと思う。
弱さを、弱さとして受け止め、
その弱さの中に、積極的な長所を見つけ出して、
その弱さを生かしていく。
それができる自体、「強い」証拠なんだと思う。
強がったりしないで、
大きなふところを求めて、
そのふところに包まれることも大事かもね。
♪なぐさめも 涙もいらないさ
ぬくもりがほしいだけ・・・♪
そのぬくもりにふれているだけで、
言葉にできないほどの安らぎを感じられる。
誰かに見られたら、かっこわるいと思うかもしれない。
でも、その安らぎの中で浮かべる表情は、
最高のもの! すばらしいもの!
自分として、誇るべきもの!
♪ひとはみな 一人では
生きてゆけないものだから・・・♪
弱い自分を見つめていると、
孤独を感じることがあるかもしれない。
行き交う人、親しい人でさえも、
遠くに感じられることもあるかもしれない。
だけど、そんなときこそ、
見えない“ふところ”、会えない“あの人”が、
自分のことを見つめていてくれる。
心の中で、呼びかけてごらん。
そして、そのぬくもりに、包まれてごらん。
じゅうぶんに癒されたら、
親しい人も、見知らぬ人も、
絆の糸で、強く結ばれていることを感じられるよ。
人はみな、かならず結ばれている。
♪空しさに悩む日は あの人を誘いたい
ひとことも語らずに おなじ歌 歌おうと・・・♪
心がすれ違っているときは、
それぞれの心が奏でているメロディーが、
違っているのかもしれない。
心の扉を開いて、流れる風を感じて、
とらわれることなく、その流れに乗ってごらん。
きっと、誰もが、一つのメロディーを受け止める。
そして、そのメロディーを、口ずさみ始める。
やがて、みんなが、調和していく。
♪何気ない 心のふれあいが 幸せを連れてくる
ひとはみな 一人では 生きてゆけないものだから♪
要するに、「自分の壁を突き破ること」なんだよね。
それができることが、「男らしさ」の一つなんだよね。
かたくなに築き上げて、守り通していた自分を、
勇気をもって打ち破れば、
人の心が、見えてくるようになる。
人との調和が、できてくるようになる。
自分が、大きな調和の一つとして、
重要な存在だということに気づいて、
希望をもって、生きていけるようになる。
そんな僕でいたい。
そんな君へといざなう僕でいたい。
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いとしいあなたは・・・
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2005-06-21T22:46:24+09:00
2005-06-21T22:56:00+09:00
2005-06-21T22:46:43+09:00
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70~80年代フォーク
“名曲”は、いつのときも、
初めて耳にした瞬間から、その香りを放っている。
そして、耳の感覚が磨かれている人も、
耳の感覚を磨いてこなかった人も、
あるいは、生まれたばかりの赤ちゃんも、
まだ、やんちゃ盛りの子供も、
その瞬間・・・あるいは、時期が来たら、
その“名曲”に、激しく心を揺らす。
♪もしも 私が 家を建てたなら
小さな家を 建てたでしょう・・・♪
この曲は、まさしく“名曲”だった。
一人の16歳の高校生が、授業中に書き上げたという。
♪大きな窓と 小さなドアと
部屋には 古い暖炉があるのよ・・・♪
今では、都会で、こんな家を建てることなど、
とても難しくなってきたのかもしれない。
あの当時も、その兆しがあったのかもしれない。
彼女の芸術性は、きっと、
進化していく街並みを見越しながら、
「忘れてはならない素朴さ」を描かせて、
永く歌い継がれる“名曲”に託したのかもしれない。
僕が今、住まわせてもらっている街並みには、
この曲が描く“家”は、充分に似合う。
この街に越してきたのは、
僕にも、「忘れてはならない素朴さ」を
刻みつけよという導きだったのかもしれない。
♪真赤なバラと 白いパンジー
子犬の横には あなた あなた
あなたがいてほしい・・・♪
素朴な瞬間──
そんな瞬間にこそ、大切な人と一緒にいたい。
時間に追いかけられるのは、好きじゃない。
自分の歩速で、時間をていねいに刻み続けたい。
♪それが 私の夢だったのよ
いとしい あなたは 今どこに・・・♪
この歌詞を見るたびに、いつも気になることがある。
彼女は、この歌詞の中に、
「消え去った“あなた”を懐かしんだのだろうか?」
それとも、
「まだ出逢っていない“あなた”を探したのだろうか?」
僕なら、「探す」想いを持っていたい。
純粋な夢を、はかなむことは寂しい。
それよりも、純粋な夢を、純粋なかたちで
かなえたいという希望を持つ方が好きだ。
♪家の外では 坊やが遊び
坊やの横には あなた あなた
あなたがいてほしい
それが 二人の望みだったのよ
いとしい あなたは 今どこに・・・♪
二人だけの時間に、花を咲かせるとするならば、
二人が“いちばん大切”と思う天使を招き寄せて、
やわらかな笑い声を交わしながら、
その空間に、美しいメロディーをつくりたい。
♪そして 私は レースを編むのよ
私の横には 私の横には
あなた あなた あなたがいてほしい♪
記憶の中から、この“名曲”をひもといてみた。
そして、懐想しながら、
夏の日ざしの中に、やさしさを味わってみた。
この次に、この曲を思うときには、
僕の“あなた”がいてほしい・・・!
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笑ってよ・・・
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2005-06-17T23:49:40+09:00
2005-06-21T21:47:11+09:00
2005-06-17T23:50:07+09:00
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70~80年代フォーク
“癒し”は、甘い味がする。
疲れきった心に、その甘みがしみわたり、
吐息が、やさしい風になっていく。
もとの自分に戻っていく。
だけど、その甘みは、
たとえば、砂糖のように、
ひとときの安らぎにならないように、
とらわれの拠りどころとならないように、
自分を見失わせないようにありたい。
その甘みは、
たとえば、蜜のように、
味わえば味わうほどに、深みを感じ、
よろめいた心を、立ち上げらせ、
自分を取り戻すためのものでありたい。
その、蜜のような“癒し”には、
与えた人の、汗と涙がこめられている。
どうしようもない悲しみや、
やりきれないような苦しみを乗りこえた
深く、コクのある、味わいがある。
そう。
ほんとうの“癒し”は、
自分からも働きかけることなんだよね。
♪笑ってよ 君のために
笑ってよ 僕のために・・・♪
当時の僕は、笑うことさえ忘れていた。
流されるままに時を過ごし、
乱されるままに心を揺らしていた。
でも、あの時、
やんちゃ盛りのあの頃に、
きっと、誰も見ることのできないような
大切なものを見るために、
そういう経験をしたはずだ!
単に、癒されるだけならば、
きっと、だめになってしまうと思うんだ。
もう、何も与えるものがないぐらい、
心のポケットが空っぽで、貧しくても、
僕らには“命”があるじゃないか。
その“命”を使って、
できること、与えられることは、
いくつでもあるはずだよ。
「笑う」って、かんたんなことだよね。
ほんの1グラムの勇気があれば、
何万もの価値のある笑顔が浮かべられるよね。
♪僕たちは小さな舟に 哀しみという荷物を積んで
時の流れを下ってゆく 舟人たちのようだね・・・♪
誰もが、哀しみという、やっかいな荷物に、
ときどき、その腕がちぎれそうなぐらいの苦しみを
感じてしまうね。
♪君のその小さな手には 持ちきれない程の哀しみを
せめて 笑顔が救うのなら 僕は道化師になれるよ・・・♪
だけど、哀しみがあるから、
喜びとか、うれしさとかを、感じることができるんだ。
その腕が、かろやかに空を翔ぶ羽根になるんだ。
そんな君を、いざなう僕でありたい。
♪僕たちは別々の山を それぞれの高さ目指して
息もつがずに登ってゆく 山びとたちのようだね・・・♪
今、こうして、見つめ合う僕らだけれど、
やがて、それぞれの空を目指していく。
そして、安楽の雲に乗ることができる頃は、
お互いのことも、想い出になっているかもしれないね。
だからこそ、
今、こうして、見つめ合う瞬間を、
何万もの価値のある笑顔で、満たせたらいいね。
♪君のその小さな腕に 支えきれない程の哀しみを
せめて 笑顔が救うのなら 僕は道化師になろう・・・♪
僕の冗句が、君を大笑いさせても、
僕の冗句が、君をつっこまさせても、
それで、哀しみをも吹き払っていく力になるのなら、
いつでも、君を笑わせてみるよ。
♪笑ってよ 君のために 笑ってよ 僕のために
きっと誰もが 同じ河のほとりを歩いている・・・♪
笑うことができたなら、
君もまた、他人を癒すことができる。
そして、他人を癒しているうちに、
君自身が、君を癒すことができる。
♪笑ってよ 君のために 笑ってよ 僕のために
いつか真実に 笑いながら話せる日がくるから♪
君がくれる、“癒し”の甘みが、
どんどん、深みを増していく。
そんな君を見る僕は、
しぜんに、笑顔を浮かべているんだ。
そして、これからも、
もっと深みを増してこうと思えるようになるんだ。
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君を自転車の後ろに乗せて
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2005-06-14T23:23:20+09:00
2005-06-14T23:49:58+09:00
2005-06-14T23:25:19+09:00
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J-POP/ニューミュージック
ギラギラと、照りつける太陽でもなく、
うっすらと、雲に隠れた太陽でもなく、
気持ちは、アンダンテのままで、
ほんのり汗ばむぐらいの、
そんな太陽だといいね。
♪駐車場のネコは アクビをしながら
今日も一日を過ごしてゆく
何も変わらない 穏やかな街並み・・・♪
彼らは、まさに、そんな太陽のような姿で、
僕たちの前に登場した。
同年代の仲間たちだけではなく、
制服の少年、少女も、
そして、青春を惜しみ始めた中堅層も、
あるいは、青春を懐かしむ世代も、
彼らの歌に、心を響かせた。
♪みんな 夏が来たって 浮かれ気分なのに
君は 一人 さえない顔してるネ
そうだ 君にみせたいものがあるんだ・・・♪
そして、数多くの人が、
彼らに触発されて、アコギを手にした。
そして、多くの人が、
彼らに触発されて、ストリートで叫んだ。
当時、僕は、大阪にいた。
子供の頃から馴染みだった、天王寺の駅とデパートをつなぐ陸橋は、
いつしか、通勤途中の寄り道になった。
夕方、ここでは、いくつものライブが開催されていた。
(あのコブクロも、ここで歌っていたらしい)
その頃、僕は、ネットを通して、
自分の“ことば”を、伝え始めていた。
数多くの人が、僕の前を通り過ぎた。
そして、心が響いたら、僕の前に立ち止まって、
僕の詠(うた)う“ことば”に、耳を傾けてくれた。
♪この長い長い下り坂を 君を自転車の後ろに乗せて
ブレーキいっぱい握りしめて ゆっくりゆっくり下ってく・・・♪
ふとんに入る時間を遅らせて、語り合ったこともあった。
あるいは、夕暮れのライブハウスに集まって、
好きな歌で盛り上がりながら、語り合ったこともあった。
僕が、詠(うた)う場所を変えても、
追いかけてくれる人、あるいは、見失った人...。
それでも、かつて、心に響いた軌跡を、
今も、どこかで感じていることだろう。
♪休日で みんなも ゴロゴロしてるのに
君は ずいぶん忙しい顔をしてるネ
そうだ いつかの あの場所へ行こう・・・♪
恋に悩んでいた人、仕事に行き詰っていた人、
家庭に満たされなかった人、未来に迷っていた人...。
僕も、そんなにたいしたことができなかったけれど、
その人の思いに、心の絃をチューニングして、
祈りを込めた“ことば”を送った。
♪真夏の夜の波の音は 不思議なほど 心静かになる
少しだけ全て忘れて 波の音の中 包み込まれてゆく・・・♪
詩的に、“ことば”を詠(うた)う僕だけど、
そんなにマジメくさっている訳ではない。
僕なりに、ジョークを含ませながら、語ってみた。
そんなとき、僕のライブステージは、
天王寺駅の陸橋の上、道頓堀の橋の上、
梅田の駅出口付近...になった。
♪いつか 君の泪が こぼれおちそうになったら
何もしてあげられないけど 少しでもそばにいるよ・・・♪
パソコンのキーをたたけば、
ステージは、どこにでも設けられる。
宇都宮駅の陸橋の上、日光の神橋あたり、
那須のミュージアム、鬼怒川温泉郷、
それとも、僕がまだ行ったことのない街でも、
僕の詩(うた)で、喜びを感じてくれる人がいたら、
どこにでも行く。
♪この長い長い下り坂を 君を自転車の後ろに乗せて
ブレーキいっぱい握りしめて ゆっくりゆっくり下ってく
ゆっくりゆっくり下ってく ゆっくりゆっくり下ってく♪
人は、他人を幸せにしてこそ、生きる幸せを手にできる。
僕も、そんな幸せを、感じ続けたい。
僕の自転車は、かっこよくないけれど、
“君”のために、安全運転するからね!
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愛に帰りたい
http://logos777.exblog.jp/938175/
2005-06-12T17:46:51+09:00
2005-06-12T20:39:32+09:00
2005-06-12T17:48:48+09:00
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アイドル/タレント
生まれてくる、ずっとずっと前から、
人と人は、縁で結ばれている──
今、僕が僕として生まれてくる前には、
僕は、どんな時代に、どんな国で、どんな立場で、
君と、その時間を共にしていたのだろう?
そして、その前には、
どんな時代に、どんな国で、どんな立場で・・・?
いずれにしても、僕が生まれてくる時には、
いつも、君が一緒にいた。
ある時は、恋人として。ある時は、伴侶として。
ある時は、親として。ある時は、子供として。
ある時は、兄弟として。ある時は、友達として。
スクリーンで演じる彼女は、
さまざまな姿で、時をかけた。
僕は、そんなに深く観ていなかったけれど、
その純粋で、あどけない姿に、
魅力を感じていた。
♪はじめて会うのに 想い出のような人
夕暮れの街で すれちがう物語・・・♪
僕が、僕として生まれてきてから、今日まで、
さまざまな人との出逢いがあった。
血縁という、深いつながりはもちろんのこと、
一瞬の会話を交わしただけの人にさえも、
その“縁”すべてを、ありがたいことだと思う。
仲のいい人に対しては、
遠い昔にも、仲がよかったのだと感じる。
考えが食いちがう人に対しては、
遠い昔にも、何かの論戦をしていたのだと感じる。
いずれにしても、
良い縁は、ますます良くするために、
悪い縁は、良い縁へと塗り替えるために、
かつて、どこかで、約束してきたに違いない。
そして、この時代にも、
“再会”できたことを感謝したい。
♪あなたですか 出会う前から
ずっと 胸の中で わたしを呼んでた・・・♪
僕は、鈍感だし、そんなに積極的ではないから、
きっと、君のほうが先に気づいて、
僕のことを探していてくれたのだろう。
せっかく再会したのに、
それでも気づくのが遅すぎて、ごめん!
♪お守りのように 大切にしていたの
かならず迎えに来てくれる 信じてた・・・♪
昔も、おんなじように、鈍感な僕だったのかな?
でも、心の奥では、いつも探しつづけていた。
想い出は、すばらしい宝物として、
今も、胸にあたためている。
そして、今回は、
もっとすばらしい想い出を作りたい。
♪愛に帰りたい とても 心ぼそかった
姿みえない やさしさ 信じているのは・・・♪
だんだん、思い出してきた。
そして、ずっと頭を抱えながら、
やりきれないと感じていた想いが、
だんだん、すっきりとしてきた。
♪愛に帰りたい あなた 涙をあずけて
愛に帰りたい そっと 陽だまりの胸に・・・♪
今、僕の“ことば”にふれてくれる「あなた」。
こうして、“ことば”を通して、ふれあえるのは、
決して偶然じゃないと思う。
そんな「あなた」が、
いま、僕の目の前にいてくれることに、
ありがとう!
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蒼い傷が生きた証し
http://logos777.exblog.jp/918393/
2005-06-10T23:35:38+09:00
2005-06-11T02:29:45+09:00
2005-06-10T23:37:33+09:00
logos7777
アイドル/タレント
未成年の頃は、大人になることに憧れる。
やんちゃ少年も。おてんば少女も。
気弱少年も。内気少女も。
マジメ少年も。おしとやか少女も。
お坊ちゃんも。お嬢さんも。
都会の子も。地方の子も。
僕もまた、僕なりに憧れていた。
“解禁”になるものを眺めては、
フライングしたり、出遅れたりした。
今となっては、そういう憧れも、
“子供じみた”懐かしい想い出に過ぎないけれど。
彼は、いかにも、“やんちゃ”なイメージがあった。
年代が近かったので、クラスメイトを見るような目で
その動きを見ていた。
もっとも、自分の関心領域から外れていたけれど、
20歳になる頃に、一つの転換点を見せた。
そして僕も、そこに目を向けた。
僕の「大人になることの憧れ」を促した。
♪コンクリートの港にひとり 涙で割ったバーボン 苦いね
酔っちまうには お前と暮らした歳月重すぎる
寒い夏だね・・・♪
はじめて、彼に“かっこよさ”を見つけた。
それは、それまで見せていた
主に、女性ウケするものとは違って、
同性からしても、“かっこいい”ものに思えた。
♪Baby 青春ってやつは 蒼い傷が生きた証しなのか
愛の破片 心に痛いよ・・・♪
当時からすれば、学生では経験できないような
苦い恋のように思えた。
それだけに、出逢いだけでなく、こういう別れもまた、
憧れのひとつだったかもしれない。
(残念ながら、出逢いにも到らなかったけれど)
♪嘲笑いなよ 俺…愛した女に 何もしてあげられぬ男さ
空のポケット 夢しかないから 涙でこさえたダイヤモンド
せめてもの はなむけさ・・・♪
その後、いわゆる“大人”と呼ばれるようになってから、
いくつかの恋をしたけれど、
たいして幸せにしてあげられることもなく、
悲しませて、背中を見送ることばかりだった。
♪Baby 男と女の絆 ガラスの糸だね 脆くて
壊れた時 刺にも変わるよ
Baby 背を向けたお前 俺のまぶしい青春だったよ
幸せにはぐれたら 帰りなよ この胸
切ないぜ 切ないぜ・・・♪
アイドルとして脚光を浴びる世界とは別のところで、
長いサーキットを走り続ける生き方。
“青春”の果てには、自分らしい生き方、
魂からうずく生き方がある。
僕の魂もまた、見えないサーキットを、
全速で走り続けている。
想い出は、休息の中で記憶をかすめるだけ。
まだまだ、ゴールまでは長い。
今日も、明日も、走り続けよう。
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酒をあおって
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2005-06-09T22:06:04+09:00
2005-06-11T00:12:09+09:00
2005-06-09T22:07:58+09:00
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70~80年代フォーク
親戚が集まっても、あまり酒を飲まない家系のなかで、
幼い頃から、僕の存在は“特別”だったかもしれない。
「こいつは将来、酒飲みになるだろう」
幼い表情に、そういった雰囲気を漂わせていたようだ。
大学生にもなれば、酒の席にも加わるようになる。
最初の新入生歓迎(新歓)コンパの席で、
勧められるままに飲んでいるうちに、
初めて「つぶれる」ということを経験した。
その後も、サークルの飲み会は続く。
1回生の頃は、とにかく勧められるままに飲んでいた。
ただ、「つぶれる」直前で、宴はお開きになるばかりだった。
ちなみに、意識を失ったことは一度もない。
2回生となり、後輩ができてからは、
ただむやみに飲んで、陽気に振舞うことはなくなった。
どんなに意識がもうろうとしても、
心のどこかで、冷静に自分を見るようになった。
親戚の予想とは裏腹に、
20代半ばからは、どんどん酒に弱くなってしまった。
大阪にいた頃は、夏になると晩酌することもあったけれど、
ここ数年は、よほどのことがない限り飲まない。
勢いづけに買い置きしている缶チューハイも、
何週間、何ヶ月も、冷蔵庫に待機したままになる。
♪忘れてしまいたいことや どうしようもない寂しさに
包まれた時に 男は 酒を飲むのでしょう・・・♪
24歳の頃だった。
その頃、僕は、“ある専門の世界”を目指していた。
そのために、社会的安定から身を引いたこともあった。
だけど、その世界は、明らかに、“斜陽”の世界だった。
初志を貫こうとして、頑張って(我を張って)みたものの、
潜在意識では、明らかに不安を感じていた。
それでも、周囲には“有望株”として期待されていた。
ある夜、期待してくれていた人に誘われて、バーに行った。
僕は、物珍しさから、10数種類のカクテルを次々と頼み、
気がついたら、意識は飛んでいた。
地下鉄で4駅ほどの距離の道を、歩いて帰った。
そして、家に着いた時、僕の緊張が切れた。
結局、潜在意識のうずくままに、僕は軌道修正した。
そして、幸福な未来を得た。
♪飲んで 飲んで 飲まれて 飲んで
飲んで 飲みつぶれて 寝むるまで 飲んで
やがて男は 静かに寝むるのでしょう・・・♪
酒は、人と人との絆を強める潤滑剤にもなる。
その後も、酒のおかげで、どれほどの絆を得てきただろう。
もちろん、僕は、どんなに意識が薄らいでも、
冷静な自分、醒めた自分を離さない。
酒を通して、人を知る。
夜通し飲んだこともあった。
人の本音を聞き、その心のかたちを知った。
♪泣いて 泣いて 一人泣いて
泣いて 泣きつかれて 寝むるまで 泣いて
やがて女は 静かに寝むるのでしょう・・・♪
ほとんど酒を飲まなくなった今はどうだろう?
♪俺は男 泣きとおすなんて出来ないよ
今夜も酒をあおって 寝むってしまうのさ
俺は男 泪はみせられないもの・・・♪
泣きとおすこともなく、酒をあおるわけでもない。
だけど、絆を深めるために、泪を見せたことはあった。
酒を、単なる楽しみにするだけでなく、
人を知る方法として活かすようになってから、
理性や知性を鎮めて、感性を発揮させてみた。
そして、相手の存在や、人柄に感動するのだ。
それは、男として、“強さ”を求めて成長する過程で、
どうしても捨てられない“男の優しさ”。
寂しさを、絆によって乗り越えようとする“力”。
そんな自分を発揮することも、たまにはいいかもしれない。
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忘れたいほどの想い
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2005-06-08T22:38:44+09:00
2005-06-09T22:48:40+09:00
2005-06-08T22:38:27+09:00
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J-POP/ニューミュージック
恋の方法は、歌のなかにあった。
振り返れば、こんなに豊富なマニュアルはない。
現実は、小さな出来事の組み合わせだから、
時には、大きな夢も、見失ってしまう。
だから、歌の世界に身を置いて、
そこで、恋をするのもいい。
そこで、様々に演じるのもいい。
そして、現実のなかで、
その世界を展開するのもいい。
初めて、その世界を見つめたとき、
西海岸の晴れ渡った海辺を感じた。
Tシャツにジャケット──
その姿が、かっこよく見えた。
そして、この“名曲”にふれた。
この曲は、しっとりとした街並みを想像させた。
彼の描く、もうひとつの世界を味わった。
♪あの人のことなど もう忘れたいよ
だって どんなに想いを寄せても
遠く叶わぬ恋なら・・・♪
相手のことを忘れたくなるほど、せつない恋。
僕には、あまりなかった。
見た目は、あまりかっこいいとはいえないし、
何をやらせても、特に優れたものもなかったし、
恋もまた、“片想い”が当然だった。
♪気がついた時には もう愛していた・・・♪
一目惚れすることは、けっこう多かったかな。
たとえ、見抜かれていても、
じっくりと想いをあたためていた。
まるで、歌の舞台にとどまっていたように。
♪もっと早く 「さよなら」言えたなら
こんなに辛くはなかったのに・・・♪
だけど、あたためているうちに、
相手の女の子が、誰かとつながっていることばかりだった。
展開は、あぶくのようにはじけた。
♪「このまま傍にいて 夜が明けるまで」と
泣けたなら・・・♪
“片想い”することが多かった学生時代。
だけど、社会に出ると、“片想い”されることも増えてきた。
特に、この北関東の街では、
関西的な人情の光が、好まれることもあるようだ。
そして、顔の見えない、ネットの世界で詠(うた)えば、
その回線の向こうで、恋に酔いしれる人もいると言う。
この北関東は、僕の“希望”をふくらませる!
♪ああ 肩寄せ歩く恋人達 すれ違う帰り道
寂しさ 風のように いやされぬ心をもて遊ぶ・・・♪
恋の風景を見るたびに、寂しくなった時期もあったけれど、
今では、関心がある訳でもなく、無関心である訳でもなく、
自然に通り過ぎるようになってしまった。
そんな状態が、ある程度続いた頃に、
恋にぶつかることがある。
そのまま、平静であり続けられたら、恋は実るけれど、
まだまだ、気持ちが高鳴ってしまう。
展開は、風船のように破裂する。
♪あの人の微笑 やさしさだけだと
知っていたのに それだけでいいはずなのに
愛を求めた片想い 愛を求めた片想い♪
この次に、恋に出逢えたならば、
上手に、その種を育て、咲かせていきたい。
単なる微笑も、実りをつけたい。
“その日”が、まもなく来ることを願って・・・!
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僕と愛車の日々
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2005-06-06T22:22:05+09:00
2005-06-06T22:54:58+09:00
2005-06-06T22:21:49+09:00
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アイドル/タレント
都会に住んでいた頃、
自動車を持つということは、
「趣味」か「おしゃれ」のように思っていた。
自転車があれば、数分で駅にたどり着くような街。
鉄道が通っているというだけで、生活に困らなかった。
受験と言う名目で“軽い自粛”をしていた僕は、
合格発表でバンザイをして、禁を解いた。
新しいキャンパスで、自分の受験番号を確認した帰り道、
この曲が入っているアルバムを手に入れた。
イントロのベースのリズムが、とても心地よい。
この曲を聴いていると、車を運転したい衝動に駆られた。
だけど、運転免許がなくても、支障のない生活だった。
入学式を済ませ、みんなが、教習所に通い始めた頃に、
とりあえず、原付免許だけを取得するだけで充分だった。
結局、キャンパスライフは、
自転車と鉄道が、僕の“足”だった。
車の免許は、卒業間際に取得した。
その後、友達が車をくれて、
カーステでこの曲を流したときには、
気分も最高潮になったように記憶している。
♪マイアミの午前5時 ブルー・グレイの海の
煙るような夜明けを あなたも忘れないで
水色の午前5時 車の来ない道の白いセンター・ライン
駆けよってサヨナラと キスしてね・・・♪
夜明けの景色が好きだった。
海を観に行ったことはなかったけれど、
深夜に家を出て、よく、六甲山までドライブしていた。
“若葉マーク”には、ちょっとハードなコースだったけれど、
ハンドルを握っている自分は、満足の極致だった。
♪靴の底には砂がつまって 痛いから
逆さに振れば二人だけの夏が こぼれるわ・・・♪
古い車だったけれど、月並みに車内を飾ってみたり、
南港の、車通りの少ない道を走り回ったりした。
やがて、短い期間の想い出は、砂のようにこぼれ落ちた。
♪はじめて出逢った瞬間に 傷つく日を予感した・・・♪
“その人”との縁は、まさしく、
最初から、打ち消しがたい“予感”を僕に与えていた。
その人との縁がきっかけとなって、
僕はまた、中古の軽自動車を持つことになってしまった。
その車に慣れた頃に、中古のセダン車へ。
セダン車は、いつしか、新車に替わった。
やがて、その人は、僕との日々のなかで運転免許を取得し、
自分専用の車を手に入れ、自由へとアクセルを踏んだ。
そして僕は、自転車へと戻った。
♪マイアミの午前5時 街に帰る私を
やさしく引き止めたら 鞄を投げ出すのに・・・♪
その後、ふとしたことがきっかけで、
僕は、自分の車を手に入れることになった。
自転車と鉄道に恵まれている生活だったのに、
胸の奥に、新しい“予感”が生まれてきた。
その半年後、僕は、その車に、
自分が大事にしているものを積み込んで、
アクセルを踏んだ。
深夜の大阪の街並は、パノラマのような風景だった。
まるで、終章のように、しみじみと味わった。
新御堂筋を通り、高速道路に入った。
名神道~東名道~首都高速~東北道・・・。
14時間後に、出口を通り過ぎた。
そこは、栃木だった。
♪水色の午前5時 生きる世界が違う
そう短くつぶやく 横顔の冷たさが憎らしい・・・♪
地方に住んでいると、
自動車を持つということは、「必然」のようなものだ。
自転車で数十分かけてたどり着くJRの駅は、
2~3両の車輌が、一日に数回往復するだけ。
それでも、この生活を幸せに思う。
飾りだけの縁には、他人顔でいられるし、
同じ空気を吸っているということで、
すれ違う人と、気軽にあいさつすることもできる。
今では、あの頃のような気持ちで、
この曲に響くことはないけれど、
いつまでも、この曲を愛している。
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部屋のあかり消しながら
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2005-06-05T21:09:28+09:00
2005-06-06T07:14:04+09:00
2005-06-05T21:09:11+09:00
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70~80年代フォーク
かぐや姫の世界に足を踏み入れたのは、
僕が高校生になった頃だった。
その頃には、すでに、3人はそれぞれの道を歩んでいて、
僕が踏み入れた世界も、“伝説”になっていた。
当然、それ以前にも、彼らの曲を知っていた。
ただ、僕自身が、踏み込まなかったので、
他人行儀な耳で聴いていたに過ぎなかったのだ。
♪別れた時 おもかげ色の空を忘れました
飲みかけのグラスに映った空を忘れました・・・♪
彼らの代表曲を集めたアルバムを、何度も聴いていた。
そして、この曲が流れるたびに、心はぐっと引き寄せられた。
「別れ」を語るとき、
しっとりと、その場面を描くこともできる。
「別れ」を語るとき、
さっぱりと、その場面を描くこともできる。
この曲は、「別れ」というものの持つ絶望感よりも、
「別れ」の中にもこめられている希望を描いているように思う。
確かに、こんな場面にたどり着いたことは残念なことだけど、
もしかしたら、この別れの先には、
もっといい場面が待っているかもしれない。
もちろん、君を忘れ去ってしまうつもりはない。
それよりも、時間の流れと、次の出逢いを通して、
君との想い出を、もっと美しく磨き上げたいと思う。
♪あの日の君は 笑いさえもうかべていた
まるで ぼくの後姿に よろしくと言いながら・・・♪
僕が、希望を求めるように、
君も、希望を手にしてほしい。
「終わり」と思うから、哀しくなるんだ。
この次に会うことがあるとしたら、
新しい希望の装いで、笑顔を交換しよう。
でも、実際には、
笑いを浮かべていたら、心が揺れるかな。
今、この瞬間は、ふっきれていても、
時の波を超える途中では、
力が抜けてしまうような、だめな部分があるから。
♪なぜか さびしい夕暮れ時 風が止まり
そんな時に ふと思い出す やさしかった人を・・・♪
一度は、全力で愛した人だから、
一度は、真剣に夢見た人だから、
薄っぺらな印画紙には、かんたんに収めきれない。
同じように、いや、それ以上に、
新しい恋の生活に応用させたくなるときもある。
うまくいかなくても...。
♪いつか 君が忘れていった レンガ色のコート
僕には 少し短すぎて とても着れそうにない
想い出として 君はここにおいてゆこう・・・♪
やっぱり、白紙の「これから」を歩いていくしかないな。
この先、君以上の出逢いがあるのか、
正直言って、自信がなくなることもある。
だけど、心に君を引きずる限り、
君以上の出逢いはないだろう。
だから、白紙の「これから」を歩いていくことにしよう。
♪部屋のあかり 消しながら また会うその日まで
また会うその日まで また会うその日まで♪
あれから、何度も何度も、「別れ」を経験してきた。
そのたび、鏡に映る僕の表情に、
引きずろうとする弱さを観ることもあるけれど、
この曲を口ずさんでみれば、
頬がほころんでくる。
この曲は、僕の「希望」だ。
今日からまた、再出発しよう!
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今日ですべてが・・・
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2005-06-04T17:25:40+09:00
2005-06-05T01:54:02+09:00
2005-06-04T17:25:23+09:00
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70~80年代フォーク
ひとつの時代を染め上げる歌がある。
そのまま、時代の記念碑にとどまる歌がある。
あるいは、時代を駈け抜けて、
そこから、次の時代にも色を添える歌がある。
僕にとって、70年代フォークの全盛期には、
その波を遠くに眺めながら、
浜辺で砂遊びに明け暮れていたような感覚がある。
少年にとって、そのメロディーは、
砂糖の入っていないコーヒーのような苦味を含んでいた。
その苦さに、憧れを感じ、
その苦さに、慣れ親しもうとした頃、
泉谷しげるは、かつて時代を染め上げたこの曲を、
新たな味わいにかえてリリースした。
♪季節のない街に生まれ
風のない丘に育ち
夢のない家を出て
愛のない人にあう・・・♪
彼の曲は、今でもほとんど知らないけれど、
この曲には、彼の「過激」なイメージをくつがえし、
静かな魂の響きを感じさせるものがあった。
のちに、福山雅治が、この曲をカバーした。
すでに、苦味は僕の生活の一部となっており、
ある程度のテイストも覚えていたので、
魂の奥底まで、味わえるようになっていた。
しっとりとした時間には、
この味わいを楽しみたいと思うことがある。
♪人のために よかれと思い
西から東へ かけずりまわる
やっとみつけた やさしさは
いつもたやすく しなびた・・・♪
汗を流しても、報われないと思うようなこともある。
見返りを求めようとは思わないけれど、
じわじわ湧き起こってくる、やりきれなさは、
どうやったら抑えることができるのだろうか?
♪春をながめる余裕もなく
夏をのりきる力もなく
秋の枯葉に身をつつみ
冬に骨身をさらけだす・・・♪
がむしゃらに、僕も時代を駈け抜けてきた。
決して、時代に彩りを残せたわけではないけれど、
その場その場で、僕の存在を喜んでくれた人はいた。
もったいないほどの好意を、与えてくれた人はいた。
僕自身、たいしたことはしてこなかった。
多くの人の魂を、響かせることはできなかったけれど、
かつて、“たった一人の”支持者がいたことを、
今もなお、“たった一人の”支持者がいることを、
そして、その“たった一人の”支持者のために
詠(うた)えることを、
幸せに思う気持ちは、失いたくない。
♪となりを 横目でのぞき
自分の道をたしかめる
また ひとつ ずるくなった
当分 てれ笑いがつづく・・・♪
何度、やりきれないと思っても、
やっぱり、やめようとは思わないことがある。
亀のように、ゆっくり歩みつづけているうちに、
それなりに進んでいることを知ることを、
やっぱり、うれしいと思うことがある。
♪今日で すべてが終るさ
今日で すべてが変わる
今日で すべてがむくわれる
今日で すべてが始まるさ・・・♪
振り返れば、こんな道筋を歩むはずではなかった。
子供の頃には、もっとキラキラとした道、
もっとなめらかな道を夢見ていた。
くやしいと思ったこともあったけれど、
こんなデコボコとした道を歩んできたことも、
少しは、よかったなと思えるようになってきた。
くやしさは、今日かぎり。
──こんな道も、僕にとってはキラキラ思える。
──こんな道に、僕のために花が咲き始める。
──こんな道を、誰かが支えてくれるようになる。
──こんな道が、誰かのために開かれていく。
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初夏に春を待つ
http://logos777.exblog.jp/796984/
2005-06-02T22:20:28+09:00
2005-06-02T22:43:45+09:00
2005-06-02T22:20:11+09:00
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70~80年代フォーク
初夏の日差しを受けて、僕は“春”を待つ。
乗り遅れてるなんて思っていない。
歩き始めたばかりの赤ちゃんも、“春”を待つ。
やんちゃ盛りの少年も、“春”を待つ。
責任を持ち始めた青年も、“春”を待つ。
時間に追われる中年も、“春”を待つ。
余裕を感じ始めた熟年も、“春”を待つ。
たとえ、太陽がまぶしく照りつけても、
足元を固めながら、“春”を待つ。
そして、終わらない“春”を得る。
♪淋しいからこそ ひとりなんですか
ひとりだからこそ 淋しいんですか・・・♪
この曲に出逢った頃の僕。
それなりに毎日を楽しんでいた。
だけど、振り返ってみれば、
まだまだ、楽しむことができたように思う。
楽しみながらも、淋しさが引き留めていた。
そんな、過ぎた時代を覆そうと、
余裕を作っては、楽しんできた。
だんだん、自然体になるのを感じながら。
♪みんな みんな 胸をかかえては
新しい夜明けを 待っているんだ・・・♪
友達が、もっと楽しんでいるように見えた。
だから、僕も、もっと力んでしまった。
いつしか、みんな、楽しむこと以外のことを覚えた。
僕は、変わらない歩幅で、楽しみ続けた。
淋しさを乗り越えながら、自由を手にし続ける僕は、
いまに慢心することなく、楽しみ続けたいと思う。
♪信じられないから ひとりなんですか
ひとりだからこそ 信じないんですか・・・♪
ふと、孤独を感じることがある。
そういう時は、それなりに無口になる。
だけど、孤独の海におぼれないのは、
小さく差し込んでくる、希望の光を、
決して見逃さないからだろう。
希望、それは、信じること。
♪今まで いくつかの恋をしてきたけれど
愛の言葉に しがみついてただけだった・・・♪
でも、希望の光に頼り切ってしまうと、
もっと孤独を感じるようになってしまう。
もう、いいかげんに、こんな自分を忘れよう。
“春”を迎えるためにも。
♪だから 時の流れの中で すきま風が吹こうと
にげ道ばかりを 追いかけまわすのはやめて
君ひとりを 愛し続けていきたい・・・♪
「もう、限界かな?」と思うようなことがあっても、
希望の光は、どこかにかならずあるのだから、
自分から、限界の壁を突き破っていこう。
いくつになっても、一途でありたい。
“春”を迎えるためにも。
♪泣けないからこそ しあわせなんですか
しあわせだから 泣けるというんですか・・・♪
本当に淋しさに打ちひしがれているときは、
逆に、泣けなくなることがある。
泣きたくても、涙が胸からあふれそうでも、
泣けない淋しさもある。
幸せと不幸せの中間にいるから、
自由に泣くことができると思う。
涙は、寂しさの雲を吹き払う雨になる。
そして、“春”にたどり着く川になる。
♪誰もが みんな 人生の途中で
かけひきばかりを 考えているよ
素直な心で 受けとめられるのは
君への愛だと 今 気づいた・・・♪
みんな、どうして“楽しむこと”をやめたのだろうか?
それは、日常の中で“戦うこと”を覚えたからだろう。
「生きていくためには、戦わなくてはならない」
そう思ってしまうだろう。
だけど、戦うときに、敵を粉砕するのではなく、
敵と思うものに、光を押し流すことだと思う。
その光こそ、愛の力だと思う。
♪時の流れの中で すきま風が吹こうと
にげ道ばかりを 追いかけまわすのはやめて
君ひとりを 愛し続けていきたい・・・♪
だから僕は、愛の力を信じていきたい。
愛こそが、終わらない“春”を得る方法だと思うから。
僕は、愛されようなんて思わない。
愛されるために、自己顕示するつもりはない。
もちろん、愛されるとうれしいけれど、
愛される以上に、愛せるようになりたい。
“春”は、あたたかい風に恵まれる以上に、
“春”の心地よさを与えてこそ“春”なのだから。
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永遠のパラダイスへ
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2005-06-01T22:53:55+09:00
2005-06-01T23:41:06+09:00
2005-06-01T22:53:38+09:00
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J-POP/ニューミュージック
永遠にきらめく楽園(パラダイス)
──きみは、信じているだろうか?
永遠にきらめく楽園(パラダイス)
──きみは、願っているだろうか?
人間としてこの世に生きて、
やがて、この世を去っていく。
その“行方”は、きみにはどう見えるだろうか?
「なにもない」
──そんなふうに思って、好きなことをやり放題。
「なにかある」
──そんなふうに思って、その行方に望みを託す。
♪さあ 目を閉じて 月が闇へ逃げるまえに
少しだけ眠りなよ 僕もここにいるから・・・♪
時間を超えて、この瞬間。
心のなかに、パラダイスを描いてみる。
「なにかある」と思う気持ちが、動きだす。
♪そう 僕らは 急ぎ過ぎていただけだろう
言い訳を考えるヒマもないくらいに・・・♪
「なにもない」と思うから、
今この時に、ありったけのエネルギーを使ってしまう。
あげくの果てに、欲望を満たすためには
冷静さも捨て去ってしまう。
そんなきみは、思わず知らず、
誰かの自由を奪い去ってしまうのだろうか?
♪満月の夜には きっと見えるだろう
遠く離れてても 世界のどこにいても・・・♪
「なにもない」と思うから、
心は波立ってしまうのだろう。
それならば、「なにかある」と思って、
そのパラダイスに溶け込めるような
おだやかで幸せな心で生きてみたほうがいい
──僕は、そう思う。
ほら、こんな静かな夜にぴったりな心になって、
月の光が指し示すパラダイスを眺めてみようよ。
♪サヨナラは言わないで いつかまた会えるはずさ
神様の宝石でできた この島で・・・♪
たとえば、きみと僕が、お互いに、
この目で確かめることができなくなっても、
同じパラダイスを心に描きつづけて、
同じパラダイスを目指していくとすれば、
かならず、そのパラダイスで、また会える。
「なにかある」と思ったからこそ
手にすることのできる、永遠のパラダイス。
「なにかある」と思ったからこそ、
手にすることのできる、永遠の幸せ。
♪通り雨がきても きっと聴こえるだろう
遠く離れてても 世界のどこにいても・・・♪
パラダイスに思いを馳せていれば、
この人生、この毎日は、
雨や嵐の連続のように感じることもあるだろう。
そんな暗い空に慣れてしまったら、
誰かを傷つけ、誰かから奪い、
そして、自分自身も傷つけてしまう。
だから、パラダイスを忘れないで。
現実を当然だと思わないで。
「消し去れない現実なんてない」と信じて。
心は、いつも、パラダイスのなかにいて。
そうすれば、雨を避ける方法も見つかるから。
雨を避ける知恵が、どんどん見つかるから。
♪君と歩き 共に生きた かけがえのない時間だけが
今もなお 星を讃え 輝いているね・・・♪
きみも、僕も、
もともとは、このパラダイスに住んでいて、
この地上に降りてきた天使かもしれない。
だから、心がおだやかさを増していくたびに、
パラダイスの景色が、ありありと浮かんでくるんだよ。
♪サヨナラは言わないで いつかまた会えるはずさ
神様の宝石でできた この島で
君と会った島で・・・♪
生き急がなくてもいい。
いま、この瞬間に、地上にパラダイスを創ってみよう。
そうすれば、この地上を去った後も、
そのまま、パラダイスの延長を楽しめるから。
パラダイスで、無上の喜びを分かち合った、
きみと僕。
そして、この地上で、無上の喜びを思い出そうとする、
きみと僕。
永遠に、いっしょに。
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白雪姫はいつまでも
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2005-05-31T21:45:46+09:00
2005-05-31T22:22:08+09:00
2005-05-31T21:47:31+09:00
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アイドル/タレント
子供の頃は、いろいろな童話を読んで、
夢をふくらませる。
強い人にもなれる。
優しい人にもなれる。
白馬の王子様の話を読んで、
そこに、未来の自分を重ねてみる。
美しいお姫様の話を読んで、
そこに、幼いときめきを描いてみる。
子供の頃は、夢がいっぱいあふれている。
「白雪姫」と呼ばれていた彼女。
テレビから投げかけられる微笑は、
僕だけの童話を綴らせてくれた。
♪虹の向こうは 晴れなのかしら
あなたの町の あのあたり・・・♪
いつだって、現実というものは、
押し寄せる波のように、夢を呑み込む。
それは、子供の頃だけではない。
大人になっても、変わらない。
ただ、子供のほうが、純粋だから、
夢にとどまっていることができる。
時々は、そんな頃の気持ちに戻ってみたい。
虹の向こうの晴れ間を信じて。
♪小さな傘が 羽根になるなら
今すぐとんでゆきたい 私・・・♪
瞳をとじてみれば、
子供の頃の自分が、手招いている。
その自分を、ぎゅっと抱きしめたら、
夢の世界へ、とんでいける。
♪虹を ララララ わたり
愛を胸に あなたのもとへ・・・♪
空から眺める、現実の自分の姿。
なんて、浮かない顔してるのだろう?
なんて、体をこわばらせているのだろう?
ちっぽけなことを、大きなことのように思いこんで、
ウンウンうなってる。
空を見上げてみればいいのに。
悩みの雨は、すっかり止んでいるのに。
♪とてもきれいな 雨あがり
あなたを想って 歩くのよ・・・♪
ほら、白雪姫が微笑んでいる。
ぼくの夢が、大きくなっていく。
心のなかも、晴れ渡ってくる。
♪並木の電話 かけようかしら
話すことなど ないけれど
きれいな虹のことだけ言えば
私の想い つたわるかしら・・・♪
誰だって、虹をわたってゆける。
そして、虹をわたるよろこびは尽きない。
こんな気持ち、ひとり占めしておくのはもったいない。
落ち込んでいる君にも、教えてあげよう。
夢をふくらませば、乗り越えられないものは何もない!
♪虹を ララララ わたり
愛を胸に とんでゆきたい・・・♪
たしかに、時間は流れていく。
子供は、大人になっていく。
どんどん、歳をとっていく。
今、どこを探しても、
あの頃と同じ姿の白雪姫は、見あたらない。
だけど、夢の世界にいけば、
白雪姫は、変わらない微笑を向けてくれる。
♪とてもきれいな 雨あがり
あなたを想って 歩くのよ・・・♪
もう一度、自分だけの童話を綴ってみよう。
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カポタストの旅
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2005-05-30T21:37:41+09:00
2005-06-01T22:37:44+09:00
2005-05-30T21:39:25+09:00
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70~80年代フォーク
メロディーは、コードを伴って、
魅力をさらに増していく。
スタンダードなコード進行も素晴らしいけれど、
少し、おしゃれに彩ったコードが加わると、
たまらなく心を揺り動かされるような感覚がある。
僕が、アコギを手にし始めた頃のことだった。
ぎこちないながらも、一つの曲を弾き続けるうちに、
その曲が、どんどん好きになっていくのを感じた。
まるで、“恋”に似ていた。
聴くだけだった時は、友達、あるいは知人。
歌ってみれば、隠れた魅力を発見して、
だんだん魅かれていく。
自分で弾いてみれば、
その魅力は、尽きることなく見えてくる。
そして、恋人のように思えてくる。
そして、「いつまでも共に・・・」
そんなとき、その曲がまとっているコードは、
僕の胸の鼓動を、どんどん高まらせていく。
だけど、初心者には、
どうしても行き詰まりを感じるようなコードもある。
それでも、恋する気持ちはおさえられない。
そして、カポタストに仲立ちしてもらう。
1フレット目、2フレット目、3フレット目・・・
ひどいときには、11フレット目まで行ったこともあった。
この曲には、一目惚れだった。
だけど、楽譜を最初に見たとき、
まさに、カポタストなしでは、どうすることもできなかった。
♪もう泣かないで 悲しまないで
折れるほど抱きしめていても・・・♪
どうしても、簡単な道ばかり探していたように思う。
自分の努力なんて、本当に小さなものだった。
あれから、ずいぶん時は流れたけれど、
いまだに、コードに行き詰まることには変わりはない。
♪もう戻らない あの日あの時
かけがえのない季節だった・・・♪
それでも、許された時期があった。
かんたんに、挫折することもできれば、
もう一度、挑戦することもできた。
完全に忘れ去ろうと思って、手放すこともできた。
リベンジのために、手に入れることもできた。
ブランクは、指先を鈍らせてしまっているけれど、
自分ひとりでコードに酔いしれるだけならば、
それでもいいと思いながら。
♪愛の喜び 夢に描いて 傷ついて 涙も枯れて
気がついた時 笑うことさえ忘れてた自分に気づいた・・・♪
それは、僕の生き方にも、よく似ていた。
何度も、夢を追いかけて、
何度も、夢に破れて、
何度も、夢は去っていった。
「今度こそ!」と思って、挑戦してみる。
知らぬ間に、自分の力が強くなっていた。
そんな、小さな自負心が、挑戦の意欲をかき立てる。
あれから何年も経って、この曲の楽譜を見直した。
あの頃、とてつもなく壁を感じていたコード進行が、
今では、少しはたやすく感じられるようになったから不思議だ。
「どうして、あんなに行き詰っていたのだろう?」と
思うぐらいに。
だけど、まだまだ、
僕の夢への旅路には、
超えられない壁は数え切れない。
人生のカポタストでは、
かんたんな道は進めない。
それは、心の調子を調整するだけの役割にしか過ぎない。
♪出逢いと別れの中で 人は
さだめに立ち向かう 勇気を見つける・・・♪
夢は、数限りなく、僕の中を通り過ぎた。
そして、その中から、一生連れ添いたい夢が定まっていく。
だけど、通り過ぎた夢たちは、
記憶の中で、生き続ける。
僕は、他人任せの追い風ばかりをあてにするのはやめた。
人生のカポタストが、風に飛ばされて、見えなくなった。
心の調整は、自分でやっていくものなのだ。
♪もう行かなくちゃ つらくなるから
最後の言葉だ ありがとう・・・♪
こうして、僕の人生のメロディーが、
僕だけのコードをまとっていく。
いつか、誰かに、
たまらなく心を揺り動かされるような感覚を与えることを願って。
☆心が響いたら⇒ Click!☆]]>
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